\こんにちは、ワーママminamiです/
建築士としてサラリーマンをしながら、同じく建築士の夫と2児の子育てをしています。
私は、4年前にマイホームを購入しました。
一生に一度の買い物の代表と言える マイホーム の購入。
一生に一度だからこそ、
どう進めていいか分からないな〜
と思われている方も多いのではないでしょうか。
一生に一度の買い物なので、
理想の家を作りたい!
みんなそう思いますよね!
しかしながら、施主(建主)のプロは、いないですよね〜
そうなんです。
なんだか矛盾しているんです。
あれこれ実現したくて、どこから考えたらいいか分からない!
という方のために、
今回は、建築士夫婦が家づくりにポイントについて、具体的にやったことを紹介しつつお話しします。
①夫婦で価値観のイメージを共有することが大切
ローン組めるのかな?とか、住宅展示場行かなきゃ!と、動き始めるその前に、一呼吸。(ふぅ〜)
私たちは、夫婦でイメージを共有することを大切にしました。
当たり前のようで、なかなか難しいのではないかと感じています。
忙しくてなかなか時間が取れないな〜と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、闇雲に一人で動き始めてもパワーが出ないんですよね。
そこで!
パートナーの意向を確認し、お互いの方向性を合わせることが大切です。
パートナーの希望に耳を傾けたり、モチベーションを上げておくことは、
今後の充実した生活のために非常に重要です!
②家づくりノートを作る
忙しい共働き夫婦は、落ち着いて話し合う時間はなかなか取れないので、
話したことを忘れないようにしたり、思いついたことを書き留めるためる必要があります。
具体的には、、、
「家づくりノート」を作りました!
実際のノートの写真を載せておきますが、
ブロガーでもなかった当時は、人様に見せようと思って書いていないので、
あまり綺麗でなくて恥ずかしいです。。。
と、とてもリアルな感じが出ているので、そのまま載せておきます(汗)
どんな形でもいいと思います。
私たちの場合は、マインドマップ形式で、考えを深めて整理していきました。
夫婦で共有したいイメージ
- こんな家がいいな
- 家事の分担や動線
- 大事にしたい空間
- 将来の家族の人数
- 老後の暮らし
こんな家がいいな
理想の家ってイメージがありますよね!
しかしながら、、、
夫婦といえども、
お互いの育った環境の違いから、
意外と「家」や、「暮らし」に対するイメージや考え方は違っています。
「家づくりノート」でも真ん中に書いているのが、
「こんな家がいいな〜」という私たち夫婦のイメージです。
家というのは、屋根や壁といった目に見えるものも、匂いや風など目に見えないものもあります。
なので、あまり形にこだわらず、
こんな感じがいい〜
というイメージを書き留めておくと、判断に悩んだ際に考えをブラさずにいられます。
結構、これ重要です!
ファーストインプレッション(人や物事から最初に受けた印象)は、
かなり核心をついていたりします。
夫婦にとって、何が一番大事か。
このあたりは、じっくり時間を取って話し合うことをオススメします。
ちなみに、、、
私たち夫婦が考えた「こんな家がいいな」というイメージを紹介します。
- 裸足でもあたたかい
- 風通しがいい
- 植物のある
- おしゃれな空間で住める
- 無駄がない
- 裸足でもあたたかいというのは、以前私たち夫婦が暮らしていた家が寒過ぎて、凍えていたので寒くないことを切実に願っていました(笑)
- 窓を開けた時に風が通ることで暑さや温度を調整しやすくなります。
家の中を風が流れるのが好きです。 - 田舎生まれな夫は、特に緑が好きです。
植物のあることで空間に潤いが生まれます。 - 建築士である私たちは、空間へのこだわりは強めです!
気持ちがいいな〜と思えるステキな空間で住みたいのは絶対でした。 - 自慢ではありませんが、お互いに実家が無駄に広く、両親が空間や物を持て余しているのを見て育ちました。
その経験から、とにかく無駄な空間は無い方が良いと考えるようになりました。空間や物に無駄がないと、その分だけ管理が要らなくなるので、とても楽になれます。「家は広いほうがいい。」そう思う価値観も理解できますが、私も夫も「家は小さい方がいい」という考えでした。家は大きいと、ものをどんどん増やすことができてしまい、私たちの管理能力を超えてしまいます。
必要以上のものに囲まれることにストレスを感じます。
適度な大きさの家で、必要な物だけに囲まれた暮らしが理想です。
家事の分担や動線
マインドマップにも書いていますが、家事動線はかなり検討しました。
家事のタスクを細分化して、どのように動くと無駄が無いのか?ということを考えました。
大きくは、「料理」、「洗濯」、「掃除」の3つの家事です。
「料理」は、買い物をしてきて収納するところから、食器をしまうところまでイメージしました。
「洗濯」は、衣類を脱ぐところから、洗濯して次また身支度をするところまでをイメージしました。
「掃除」は、なるべく床に物を置かずに掃除しやすくすることと、散らかって見えないこと、掃除道具を見えないところに収納することなどを考えました。
大事にしたい空間
各自の個室を作る必要はないと考えていたので、
どこでくつろぎたいか?
など、私たち夫婦にとって大事にしたい空間について考えました。
私たち夫婦は、リビングダイニングの空間が一番大切で、
夫はソファで寝そべり、
妻はダイニングでくつろぐ
・・・という、お互いの「くつろぐ」というイメージの違いがある分かりました。
リビングの床を一部を小上がりの畳にしてゴロゴロしやすくしたり、ソファを造り付けにして、最大限の大きさをとる(造り付けは掃除がしやすいのもメリット)など、ちょっとした工夫をすることで、リビングが快適になりました。
あと、夫婦ともに本を読んだり、PCで作業するなどの時間があるため、散らかしておける書斎的なスペースは欲しいなという話になりました。
将来の家族の人数
20代〜30代という若い世代での家づくりで難しいのは、将来の家族の人数が定かでないこと、、、
わが家の場合、1歳の息子がいて、2人目も欲しいなと考えている頃でした。
(引っ越してすぐに、2人目が生まれました)
子供部屋は必要か?異性の兄妹になった場合どうするか?など条件が定まらない中でも話し合った結論は、「その時はその時!」と考えることでした(笑)
子供のスペースは必要と考えましたが、
子供の一人一人の個室は必要ない
という考えなので、家具で仕切ることを想定した子供部屋にしました。
子供にとっては我が家しか知らないので、合わせてくれると信じています。
ウチはウチ、ヨソはヨソです!
老後の暮らし
子育てでは「自分で生きていく力をつけること」が大切だと考えています。
そのため、子供たちには早く自立して家を出て行ってもらおう!(涙)と考えているので、
夫婦2人でちょうど良い家づくりを考えました。
子育て中はちょっと狭くて、夫婦だけなら少しゆったり〜くらいがちょうど良いかなと思います。
子供たちがいなくなった後に、がら〜んとした空間は寂しすぎます(涙)
広々とした家が好きな方ももちろんいらっしゃるとは思います(^-^;
③部屋ごとに考えてみる
考え残しがないか、部屋ごとにも考えてみるのがオススメです。
意外と細かいけど大事な要求が出てきたりします。
設計に影響のありそうな項目を挙げていきます。
玄関 | 全面の道路からどのように繋げたいか。 どのように遮りたいか。 |
---|---|
リビング | 団欒の中心はどこか。 1階が良いか、2階が良いか。 |
ダイニング | リビングと別に欲しいか。 繋がっていて欲しいか。 |
キッチン | ダイニングやリビングから独立していて欲しいか。 繋がっていて欲しいか。 買い物をして、収納するまでの動線はどのようになるのが理想か。 ゴミ捨て前のゴミはどこに置くか。 |
浴室 | 朝入るか、夜入るか。 寝室の側にするか、リビングの側にするか。 脱衣室〜洗濯機〜物干し〜収納までの流れをどのようにしたいか。 |
トイレ | 浴室と寝室の位置関係。 トイレは1つか、2つか。 |
寝室 | 夫婦同室か、別室か。 子供とは同室か、別室か。 ベッドか、布団か。 |
子供部屋 | 子供用の個室は作るか。 |
物干し | 洗濯物はどこで干すか。 室内干しか、外干しか。 布団はどこで干すか。 |
収納 | 家具を置くか、作り付けにするか。 外物置は必要か。 納戸は必要か。見せる収納か。 |
庭 | 庭には植栽を植えて楽しむか、石やコンクリートでメンテナンスを極力減らすか。 |
我が家は、夫が玄関へのアプローチにとてもこだわりがあることがわかり、かなりの時間そのイメージの共有や検証をしました。
②ローンの組み方について調べる
ローンも色々な種類がありますが、土地を借りているため、担保に入れられないというのが条件でした。
調べるまで知らなかったのですが、ローンを組むに当たり土地を担保に借りるというのが常識のようです。
何とか土地を担保に入れないローンと出会えたのでお金を借りることができました。
(参考)ろうきん リフォームローン
そこで大事だったのが、現金を準備できていたことでした。
リフォームローンは最大2,000万円までの借入ができますので、最大限借りましたが。夫婦のお金の管理(【夫婦共働きの家計簿】お金の管理方法を公開!)についてもブログに書いていますので、よろしければご覧ください!
まとめ
マイホームを購入して4年ほどになります。。。
夫婦で家づくりについて話し合った日々は、
夫婦の原点
とも言うべき、大切な時間になったと感じています。
ブログを読んでくださったあなたが、
満足のいく家づくりをされて、素敵な暮らしをされることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
今日もよい一日をお過ごしください(^ ^)
ワーママminamiでした〜☆
またね!
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